日本では、高齢化や1970年代半ばから出⽣率が低下し少子化現象による、少子高齢化の社会問題があります。
特に、少⼦化に影響を与える要因として、労働環境の変化や、⾮婚化・晩婚化に伴う出⽣率の低下などがあります。残念ながら、現状の社会体制では少⼦化問題を解決できることは⾒込めません。
国の取り組みとしては、⼦どもの⾏政を扱う⾏政組織「こども庁」の創設が準備され、安⼼して⼦どもを産み育てられる環境を目指す時代となってきました。
弊社は、現代の社会問題を人類の繁栄や“進化”による副産物であり、誰にも止めることができない大きな流れであると捉え、問題の根絶を目指すのではなく、むしろ、どの様にうまく付き合っていくかという観点で発想し、問題解決のための道具として、現代社会の産物の象徴的存在である情報技術を活用しようと考えました。
そのような中で、少子化問題に対し、お子様の保護者様、保育のサービスを提供する保育従事者の方々や、その運営主体である地方公共団体様や法人様に対し、「子育て」を支援する製品やサービスに特化することにしました。
弊社は、「子育て」支援サービスを日本全国に展開することで、より多くの方々に、製品やサービスに込めたメッセージをお届けしたいと考えております。具体的な事業計画は、社員が自らの手で構築して参りますので、各自が持つ潜在能力を存分に発揮してもらうべく、会社組織を柔軟かつ強靭なものにしていく所存でございます。
弊社が帰属するnichicomグループ全体の経営目標は「人類の進化に寄与する価値の創造」であります。その中で、弊社が生み出す「子育て」製品及びサービスには、このメッセージを込めていくことを誓います。株式会社ウェルキッズの今後にご期待ください。
2021年10月14日
株式会社ウェルキッズ
代表取締役社長 濱之上 一人